じぶん書店

これ読んでみて!

ドラマW「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち」

WOWOWのオリジナルドラマ枠で放送中の「石つぶて」。 警視庁捜査二課が舞台のドラマです。普段捜査一課の話ばかり読んで...

WOWOWのオリジナルドラマ枠で放送中の「石つぶて」。 警視庁捜査二課が舞台のドラマです。普段捜査一課の話ばかり読んでいるので捜査二課のストーリーはものすごく新鮮。 佐藤浩市と、江口洋介がW主演している見ごたえのあるドラマになっています。 過剰な演出もなく、ジリジリと話が進みます。 一番、意外性があったのが萩原聖人扮する通称「坊ちゃん」。ふたりの上席にあたる課長で警視正の東田将之がいい味出してるんだ、これが。 佐藤浩市と江口洋介に問い詰められるもサラリと交わしたり、正義感に燃えはじめ協力してくれたりと、徐々に魅力が爆発します。萩原聖人はやんちゃなイメージでしたが、ここ数年、身体つきがまるくなって中年の味わいがとっても素敵。NHKドラマの「64-ロクヨン-」の幸田役も印象的。 著者の清武英利氏はジャーナリストだけあって、この「石つぶて」も連続ドラマWで以前放送した「しんがり」も、事実に基づいたノンフィクション小説だそうで、セリフも「会話の復元」をしているリアルっぷり。 小説なのだからフィクションでセリフを作っても良いところだけれど、丹念に取材をかさねて「会話の復元」ををする努力をしているのだそう。 それでこそノン・フィクション小説。

続きを読む▼

  • 石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの 清武英利 書籍 1836コイン

    『しんがり 山一證券 最後の12人』『プライベートバンカー』などで知られる著者の最新書き下ろし。舞台は警視庁捜査二課。2001年に発覚した外務省機密費流用事件、官邸、外務省を揺るがせた事件を掘り起こしたのは名もなき刑事たちだった。容疑者は、着服したカネで次々と愛人を作り、競走馬を何頭も所有する外務省の「ノンキャリの星」。機密費という「国家のタブー」に触れた二課刑事たちを待っていたのはーー。

  • しんがり 山一證券最後の12人 清武英利 書籍 972コイン

    負け戦のときに、最後列で敵を迎え撃つ者たちを「しんがり」と言います。戦場に最後まで残って味方の退却を助けるのです。四大証券の一角を占める山一證券が自主廃業を発表したのは、1997年11月のことでした。店頭には「カネを、株券を返せ」と顧客が殺到し、社員たちは雪崩を打って再就職へと走り始めます。その中で、会社に踏み留まって経営破綻の原因を追究し、清算業務に就いた一群の社員がいました。